北太平洋シーサイドライン
チャリダー憧れの北海道。
その中でも様々な道がありますが今回はそのうちの一つ北太平洋シーサイドラインについてです。


北太平洋シーサイドラインは道東の白糠から太平洋沿いをひたすら走り
日本(本土)最東端納沙布岬までを結ぶ道の愛称です。
今回は釧路から納沙布岬まで走りました。

釧路は特急もやってくる北海道屈指の大都会です。
一番の見所は幣舞橋から眺める夕日で、あまりの美しさから「世界三大夕日」の一つとなっております。
釧路では名物勝手丼を食べましょう。
勝手丼は駅からすぐの場所にある「和商市場」で食べることができます。
「やり方」
①ごはんを手に入れます
②好きなネタを買って載せていきます
➂自分だけのオリジナルの丼が完成です
注意:課金しすぎると無限にお金がかかるので気を付けましょう





また、釧路は醤油ベースの釧路ラーメン、海鮮系ではほかにこぼれいくら軍艦が名物の「なごやか亭」がおすすめですよ。
栄養を摂取したら走り始めましょう
釧路を出発するとしばらくは住宅地が続きます。釧路は日本を代表する中心部空洞化都市なので駅から離れた方がお買い物をしやすいです。
市街地が終わると釧路町名物難読地名地帯の出現です。




ここから先はかなり交通量が減るため非常に走りやすくなります。

右手には美しい海が続きます。
昆布が干されている集落を抜けると国道44号に合流し、少し走ると厚岸の街に到着します。
厚岸の名物は牡蠣です。我々は道の駅厚岸グルメパークに行きました。



厚岸は厚岸湾と厚岸湖に囲まれた面白い町です。
昼ごはんを食べた後はさらに北太平洋シーサイドラインを進みます。ここから先はより一層林の中を進むようになります。

突然視界が開けます。琵琶背展望台に到着です。ここは2012年のマップルの表紙になった場所で眼下に美しい霧多布湿原が広がります。
展望台から一気に下ると浜中町の市街地に到着です。
本日の宿霧多布岬を目指します。

ついに到着です。ここが霧多布岬キャンプ場です。なんと無料です。他のライダーの方たちと仲良くやりましょう。

お風呂は近くにある霧多布温泉ゆうゆを利用しましょう。
翌日

眠い体を起こしテントから出た瞬間、歓声があがりました。
絶景です。
霧多布は名前の通り霧が非常に多く発生することで有名ですがこの日は運よく快晴でした。ここのキャンプ場は本当におすすめです。

ウキウキしながら霧多布岬を回収しました。

二日目は霧多布岬から根室を通り、最東端納沙布岬を目指します。
再び北太平洋シーサイドラインを通るわけですが浜中を出ると根室までの約70km補給地点が一切ないので注意が必要です。






ここから先、(旧)初田牛駅付近までとにかく絶景が続きます。
初田牛から落石付近までは一直線の林の中を走り抜けます。
そして、落石を過ぎると少しづつ根室の市街地に入っていきます。
この70kmはとにかく絶景続きの本当に走りやすい道です。
この記事を書いている中の人はサイクリングをはじめてから6年目ですが、「目的地に着かないでほしい」と思いながら走ったのはこの時が最初で最後でした。

根室の街は「花咲ガニ」がとても有名です。駅前の店で食べることができます。


また、地元の人に愛される回転ずし「根室花まる」や根室名物エスカロップを食べることができる「どりあん」にも是非行ってみてください。
尚、このあたりから町の至る所に市の主張が現れてきてこの根室という場所特有の事情をうかがうことができます。


駅前にはロシア語の地図もあります。
根室から先は再び海沿いをはしります。比較的ずっと栄えてます。最東端シリーズが始まります。


おすすめは納沙布岬の少し手前にある「いたがき」さんでしか手に入らない
「最東端ガラナ」です。
根室から約30kmでついに納沙布岬の到着です。
ここでおすすめの宿が「ライダーハウス鈴木食堂」さんです。


ここでは名物「さんま丼」を食べることができます。非常においしいです。宿泊料も1000円と安い上にほかのライダーさんたちと交流を図ることもできます。またおやじさんにあいに行きたいです。

納沙布岬は本土最東端です。様々なものがあります。すぐそこには北方領土もありますよ。
まとめ
以上、北太平洋シーサイドラインについてでした。
2日で回ることができ、見所も非常に多いため、是非一度行ってみてください!!