自転車・パーツ

誰でも簡単ビード上げ!?お気軽チューブレスレディの方法!!

ところで皆さん、B4Cという方をご存知でしょうか。

ちゃりんこ関係の情報をブログやらYouTubeで発信している方なんですが、実は僕はこの方の大ファンで。。最初ブログから入ったんですが、独特の文体と関西弁が入り混じっていてどこか惹きつけられるんですよね。そうして記事を読み漁っているうちにYouTubeもやっていることを知ったんです。どんな人が書いてるんだろうなあと思いながら動画を見てみると、そこに現れたのはなんと坊主頭のアラフォーのおっさんで。しかもコロチキのナダルにそっくりの。

しかしこれが面白い。ブログのままのしゃべり方でチャリを整備したり。ぶつぶつ言いながら街中を走ったり。そんで整備はちょっと雑なんです。ただその雑さがちょうど良くて。今まで自転車界に無かったバラエティ的な要素がたっぷり詰まっているんです。あっという間に僕はファンになっていました。

勝手にリンク貼っておきますね()

ブログ YouTube

で、そのB4Cが推しているのがチューブレスレディ。なんでもめっちゃパンクしにくいとか。しかも軽量化もできて乗り心地もよくなるだって!?

こんなことを聞いたら試さずにはいられません!

用意するもの

ホイール(クリンチャーorチューブレス用)
今回使うクリンチャーホイール

※クリンチャー用ホイールでのチューブレス化は非推奨とされています。僕は気にしませんが。。

今回使用したのは29er用のfulcrum red power 29 XLです。OBのIさんからいただきました。ありがとうございます。リム内幅は19mmです。

クリンチャー用のホイールの場合、下の画像の右側のように断面に平らな部分があるリムを出来るだけ使うようにしましょう。

リムテープ(もしくはそれに準ずるもの)

今回はお高いチューブレス用リムテープは使用せずに代用品を使いました。

3Mの仮固定テープです。55mで500円しないです。コスパ神かよ。

Amazonだと最小ロットやら合わせ買いやら言われるのでヨドバシで注文するのがおすすめです。ちなみに今回、19mmのリムに24mm幅のテープを買ってしまいましたが完全に失敗しました。内幅が20mmを越えないリムには18mm幅のテープを使いましょう。

パーツクリーナー

一家に一本。

困ったらこいつに任せればだいたい解決してしまう優等生的ケミカルですね。しかも安い。

チューブレスバルブ

二本セットで大体1000円から2000円くらいです。

巷の噂によると、廃チューブのバルブだけ切り取ったものでも代用できるとか。

チューブレスレディタイヤ

今回使用したのはS-WORKS Ground Controlです。二本ヤフオクで送料込み5000円くらいでした。

シーラント

小さな穴や隙間をふさいでくれる魔法の液体。NoTubesとiRCとシュワルベの中身はおなじとの情報多数。実際パッケージの裏側にはこんな表記があります。ヨドバシで安かったのでこれを買いました。

シーラントを買うときは上に挙げた三つのうちどれかにするのが無難です。

ちなみに、チェーンルブで覇権を握っているフィニッシュラインのシーラントは海外で超不評です。MTB系が盛んな外国で不評と言うことはそういうことなんでしょう。手を出さないのが吉です。

その他

アーレンキー、ガスコンロ(ライターでも可)、ペンチ、カッター、フロアポンプ(一般的なもので可)

STEP1 リムテープを普通に巻く

まずは古いリムテープをはがします。

クリンチャー用リムについてるのだと分厚くて硬いPPテープのようなものが張ってあることが多いです。問答無用で切って剥ぎ取ります。

これから剥がされるリムテープ

剥がすとこのようになります。

剥ぎ取った後はパーツクリーナーで綺麗に掃除しましょう。この作業は結構大事なので手を抜かないように。

綺麗に掃除できたらリムテープを貼っていきます。作業中の写真はありませんが貼った後の画像はこちら。

かなり適当に貼ったので気泡がたくさん入ってしまっています。こうならないようじっくりと綺麗に貼るようにしましょう。

心配性のかたは二周巻くと安心できるかと。僕も一応二周巻いておきました。

そしてここからが誰でも簡単にふつうのフロアポンプでビード上げできるようにするための超重要ポイント!!僕が自ら編み出した裏技です。この方法をとってからというもの、ビードがあがらなかったことは一度たりともありません!※あくまで僕の場合です。

STEP2 奥義発動

奥義といってもやることは単純です。

それは。。。

 

「リムテープをもう一周ゆるく巻く」

 

です。

これをすれば石鹸水やタンクつきフロアポンプなど必要ありません。ちんたらポンピングしても余裕でビードがあがります。

 

 

原理を説明しましょう。

まず、ビードがなかなかあがらない原因について。

これはリムとビードの間にできてしまう隙間が原因です。タイヤやリムは工業製品ですから、多少の誤差や歪みはつきものです。そうした誤差などによってできた隙間から空気が抜け、結果的にビードがあがらないという事態を招いてしまいます。(下図参照)

逆に言えば、この隙間さえ無くしてしまえばビードは簡単にあがってしまうと言うわけです。

そこで、ゆるく巻いたリムテープの出番というわけです。

ゆるくテープを巻くと、当然くぼみからは浮きますから下図のようになります。

擬似的にリムの径を大きくすることによって、隙間がなくなるというわけです。そうすることで空気が逃げなくなり、簡単にビードが上がるという理屈です。

多少の歪みはテープ間の隙間が吸収してくれるため、リムテープを3周、4周・・・と巻くより高い効果を期待でき、確実性も増し、より軽量に仕上がります。

 

以上より、最強のリムテープの巻き方は

「まず一周丁寧に隙間無く巻き、その上からゆるく巻く」

ということになります。

STEP3 バルブ穴をあける

ここからはセオリー通りです。

アーレンキーをペンチで持って、火でアツアツにしてリムテープにあてがい、バルブ穴をあけます。コンロが汚いのは気のせいです。

はさみやカッターなどの刃物はリムテープを傷つけてしまったり裂けさせてしまうことがあるので使用は厳禁です。

STEP4 バルブをつけ、タイヤを嵌め、シーラントを入れる

バルブのナットを締めるときは手でしましょう。ペンチなどの工具を使うとトルクが強すぎてバルブ根元のゴムを破壊してしまいます。

ここでタイヤを嵌めるのですが、まだ最後まで嵌めてはいけません。

最後のビード嵌めを終える前に、タイヤの中にシーラントを入れておきます。

MTBタイヤで50-60ml,グラベル・シクロタイヤで40ml,ロードタイヤで30mlが目安です。

シーラントを入れる図

シーラントを入れたら最後のビードを嵌めます。固くて嵌らない時はプラスチック製のタイヤレバーで嵌めちゃって大丈夫です。

よくチューブレスタイヤは固くて嵌まらないといった声を耳にしますが、個人的感想を申し上げると大差ありません。クリンチャーでも固いやつは固いです。B4Cみたいなベテランだとたいていのタイヤを手で嵌めてしまいます。

嵌まったらホイールを手で持って何回か回してシーラントを行き渡らせましょう。

STEP5 ポンピングする

僕の経験だとこのやり方を実践すれば99%ビードは上がるはずです。ポンピングして何回かパンッ!と音がすれば成功です。

マジでちんたらポンピングしても余裕で上がります。

これであなたも今日からチューブレスレディマスター!

 

 

 

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